【音楽理論クリアファイル】よくわかる!! 使えるピアノコード早見・暗記で作曲効率アップ!! コード進行??メロディ?? 使い方【2021/10/13更新】
ピアノにかかわらずギターやベースなどを弾く際にもスケールやコードなどの音楽知識(理論)を知っておくと大変便利です。
、、、でも、初心者を始め多くの方は理解する前に「音楽理論って何!!? 難しい!!」と感じて挫折してしまうようです。音楽知識、例えばコードやスケール、進行といったものは、作曲や演奏を上達させるうえでの土台になるものであり、統一感のある音楽を意図的に創り出すには必要不可欠な要素です。
このクリアファイルでは、初心者の方が複雑だと感じてしまいがちな音楽知識を、視覚的に分かりやすく表現しています!その詳しい使い方をご紹介します。
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目次
もくじ
1.スケールとは:楽譜で説明
2.スケールとは:鍵盤で説明
3.鍵盤表記が分かりやすい!!
4.五度圏表とは
5.五度圏表の使い方
6.スリーコードの把握
7.ツーファイブワンの把握
8.裏コードの把握
9.近親調の把握
10.ダイアトニックコード表
11.スペシャルパッケージとは!!?
スケールとは:楽譜で説明
スケールとは、音階(音楽を作るための「音の並び方」)のことです。
▼例:C(ド) のメジャー(全全半全全全半の間隔で並ぶ)スケール(音階)です。
基準の音(例ではC(ド))から順番に、1オクターブ内(12音:白鍵7つ/黒鍵5つ)の音を並べたもののことをいいます。その並ぶ間隔によって「○○スケール」などと名前があります。メジャースケールはアイオニアンスケールとも言います。(この場合、Cアイオニアンとも呼びます。)
ちなみに、、、例えばリディアンスケールは、このメジャースケールの第4音を半音上げるスケールのことです。(明るく前衛的な響きの持ったスケールです。それほど使用頻度は高くありません。)
▼並び方=間隔はこのようになっています。この全全半全全全半で並ぶ間隔のスケールを、長音階=メジャースケール(Major Scale)と言います。
スケールとは:鍵盤で説明
「何が全全半全全全半なの?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。では、鍵盤をイメージしてみてください。
基準の「C(ド)」から次の「C(ド)」までの間は、白い鍵盤と黒い鍵盤は交互に並んでいるところがほとんどで、全部で12(個)音ありますね。
この基準の「C(ド)」から、白い鍵盤の部分だけを弾いていきます。
※この時、弾いた鍵盤の並ぶ間隔は、黒い鍵盤を挟んでいたら全音、挟まずに隣に移動しただけだと半音となります。
「全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音」となり、この並ぶ間隔をメジャースケールと言います。この並ぶ間隔がどこかズレることによって違うスケール名になるのですが、ここがややこしい所で、挫折する方が多い様ですね。
そこで、登場するのがこのクリアファイル!初心者の方や難しい音楽知識を覚えなくとも、楽しく作曲や楽器・音楽を始められるよう、一目でスケール(構成音)が分かる表を作成しました。
鍵盤表記が分かりやすい!!
クリアファイルは文字で解説する難しいものではなく、鍵盤イメージを使って初心者の方や楽譜の読めない方でも、視覚的に分かりやすくなっています。
メジャースケールの第6音(または短3度)が基準音になる、ナチュラルマイナースケールは構成音が同じなので、相関するスケールがまとめて表記されています。
、、、?
先程の鍵盤を思い出してみましょう。メジャースケールの第6音、とはC(ド)から数えて6つ目、つまりA(ラ)になります。このA(ラ)が基準になるマイナスケール、つまりAmはCメジャーと構成音が同じなんです。
また、短3度とは左に数えています。
どちらも進んだ先はAになっていますね。先程の「メジャースケールの第6音(または短3度)が基準音になる、ナチュラルマイナースケールは構成音が同じ」のしくみが分かったと思います。
ファイルでは、メジャーが○、マイナーが△で表記されており、相対するスケールになっていることが分かります。さらに!このファイルがあれば、視覚的にハーモニックマイナースケールもすぐに把握することができるんです。
▼楽譜では、上段がAナチュラルマイナースケール、下段がAハーモニックマイナースケール
上段のナチュラルマイナースケールの7番目の音を半音上げるスケール=ハーモニックマイナースケールになります。この場合だと、G(ソ)が半音あがるので「G(ソ)#(シャープ)」となります。
▼ハーモニックマイナースケールの見つけ方
クリアファイルの鍵盤表記から「△の位置から数えて7番目の音を半音上げる」と視覚的に把握しやすくなっています。
五度圏表
初心者の方でもイメージしやすく鍵盤で表記していましたが、それをよりシンプルに表現したものが五度圏表になります。構成音により相関しているスケールが、サークル上で表現されています。
早見表としての使い方はいくつかあります。多くの五度圏表にはこれに五線譜も加わりますが、五線譜を使わなくてもスケールの#(シャープ)や♭(フラット)が付く音の位置を把握することが出来ます。
▼例:五線譜も組み込まれた五度圏表
五度圏表の使い方
時計回り、例:Gのスケールの#(シャープ)が付く音を知る場合
結論:Cから右に一つズレたGスケールでは「ファ」の音にシャープが付きます。
考え方:Cから一つ左にズレたFは、音でいう「ファ」にあたります。
右にズレていくごとにシャープが増えていきますが、その二つ左の音をもとにシャープがついていくようになります。
▼例:D(レ)のスケールのシャープの位置:C(ド)とF(ファ)が半音あがる
反時計回り、例:Fのスケールの♭(フラット)を知る場合
結論:Fでは「シ」に♭が付きます。
考え方:Fのさらに左にあるB♭は「シ♭」の音です。
左にズレていくごとにフラットが増えていきますが、その一つ左の音をもとにフラットがついていくようになります。
鍵盤のイメージを見なくても、素早くスケールを把握することが出来ます!
スリーコードの把握
スリーコードとは、トニック(主調)、ドミナント(属調)、サブドミナント(下属調)というコードのことを指します。作曲をする上で、楽曲として相性の良い3つのコードのことで、世の中にある楽曲のほとんどが、3つのコードを骨組みとして作られていると言っても過言ではありません。
●<トニック>(主音)1度
●<ドミナント>(属音)5度
●<サブドミナント>(下属音)4度
例:C(ド)をルート(基準)とした場合
時計回りにCが1、Gが5、Dが2、Aが6、Eが3、Bが7、左のFは4となります。
、、、??
鍵盤を思い出してみましょう。
「Cが1、Gが5、Dが2、Aが6、Eが3、Bが7、左のFは4」とは、Cから数えて何番目にその音があるか、ということを指しています。
・基準なので、Cは1番。
・GはCから見て5番。
・DはCから見て2番。
・AはCから見て6番。etc、、、
<トニック>(主音)1度=基準のCと、<ドミナント>(属音)5度=5番目のGと、<サブドミナント>(下属音)4度=4番目のFが、楽曲として相性の良い3つのコード「スリーコード」となります。※Gなどが基準であった場合でも、この度数の関係は変わらないので、素早くスリーコードを把握することができます。
ツーファイブワンの把握
コード進行というものはご存知でしょうか。基本的にはコードをどのように組んでも作曲にはなりますが、音楽として成り立たせる最も良いとされる組み合わせがあります。その定番と言われるコード進行である、ツーファイブというコード進行もこのファイルですぐに把握することが出来ます。
先程の度数関係を引用した場合、DとGとCは2度、5度、1度の関係にあり、この関係性をツーファイブワンと言います。これを順に弾くと、作曲の場合安定して自然に曲を締めることができます。
裏コードの把握
裏コードとはポピュラーミュージックで用いられるコード進行の一つです。自然になだらかに目的地にたどり着くような印象を与えます。五度圏の円の対角線上にあるコードのことを裏コードと呼びます。
例:Cに対して対角線上にある裏コードはFシャープ(Gフラット)、Gに対する裏コードはDフラットです。
補足:#(シャープ)=半音あがる、♭(フラット半音下がる)なので、FシャープとGフラットは同じものなんです。Cに対して裏コードはFシャープ(Gフラット)となります。
近親調の把握
五度圏を使用すれば近親調の把握も容易です。
例:Cを基準とした場合、G、F、Am、Em、Dmが近親調にあたります。※基準の左右
●主調(トニック)の平行調と同主調
●属調(ドミナント)の平行調と同主調
●下属調(サブドミナント)の平行調と同主調
上記の9つのコードのことを指しています。スリーコードと、この近親調を作曲に用いることで、曲作りが可能になります。
ダイアトニックコード表
ある特定のスケール上に、一つ飛ばしに音を3つ重ねてできるコードのことをダイアトニック・コードと呼びます。
▼Cのキーで作曲したい場合
例:Cメジャースケールの場合
C、D、E、F、G、A、Bでドレミファソラシですね。ここに4和音(7=セブンス)で音を加えると、C△7、Dm7、Em7、Fm7、G7、Am7、Bm7となります。
4和音の場合、メジャー、セブンス マイナー、セブンス マイナー、セブンス メジャー、セブンス ドミナント、セブンス マイナー、セブンス マイナーセブンス・フラットファイブ。この並びはどのキーを基準にしても展開が変わることがありません。
これらのダイアトニックコードや、ダイアトニックセブンスコードは、スケールの音から作り上げたコードです。ダイアトニックコードを使っている限り、キーから外れた音が入ることはありません。そのため、コード進行を作る際にも、安心して使うことができます。
トニック(T)の役割として
落ち着きや安定感、終止感を与える役割があります。
サブドミナント(SD)の役割として
何か始まりそうな予感やトニックにもドミナントにも進める、繋ぎの役割をもっています。
ドミナント(D)の役割として
クライマックス感や緊張、不安などを表現し、トニックに進む解決につなげる役割があります。
スペシャルパッケージとは!!?
既にご注文もいただいてもおりますが、超小ロットの生産の為、プレミア価格となっております。ですが、作曲初心者の方には必要な 知識や要素が組み込まれており、本当に便利な商品となっております。
音楽を始めたという方はもちろん、お子様への教材としてや音楽学校出身の方は母校の生徒さんへ寄付など、デザインとしてさらには学校のロゴなども追加することが可能です!※学校ロゴ等のご指定と、枚数(100枚~)のご連絡をお願い致します。
もちろん、当店で取り扱っているキーボードなど楽器製品の中には特典としてこの音楽理論クリアファイルがついているものもあります。
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