• 2025.03.31
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rekordboxとApple Musicが連携可能に！？１億曲以上が使い放題！初心者必見の簡単３ステップ！

記事の監修者情報

担当TAKA

 

rekordboxとApple Musicの連携がもたらすDJプレイの革新

AlphaTheta社のDJソフトウェア「rekordbox」がApple Musicとの連携を開始し、DJプレイの可能性が大きく広がることとなりました。この新機能は、プロフェッショナルから趣味で楽しむDJにとって、音楽選択やセット構築の自由度を大幅に向上させるものです。

Apple Music対応による利便性と創造性

Apple Musicの1億曲以上の楽曲カタログやプレイリストにアクセスできることで、以下のようなメリットが得られます：

• 楽曲選択の幅が広がる
  最新ヒットから懐かしの名曲まで、ジャンルを問わず自由に選曲可能。これにより、観客の反応に合わせた柔軟なセット構築が実現します。

• クラウドベースでの即時アクセス
  OMNIS-DUOやXDJ-AZでは、インターネットを介して直接Apple Musicに接続可能。これにより、USBや外部ストレージを使わずともお気に入りのプレイリストをその場で利用できます。

rekordbox,AppleMusic対応状況

コントローラーとPCを接続しての利用はもちろんですが、OMNIS-DUOやXDJ-AZなどのオールインワンDEJ機材での利用も可能！

IOSにも対応していますが、近日中にAndroidでの利用にも対応するとのこと！

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DJ目線で見るApple Music連携の魅力

DJとして、この機能は以下の点で非常に魅力的です：

• 柔軟性と即応性
  モバイルDJやイベントDJとして活動する場合、観客からリクエストされた楽曲を即座にプレイできる点は非常に便利です。特にパーティーや結婚式などでは、リクエスト対応力が評価される重要な要素となります。

• セット構築の効率化
  rekordboxとApple Musicの統合により、楽曲管理やホットキュー設定が簡単になり、事前準備の時間を短縮できます。これにより、クリエイティブな部分に集中できる環境が整います。

• 初心者への門戸開放
  Apple Musicは誰もが知るプラットフォームであり、その膨大な楽曲ライブラリは初心者DJにもアクセスしやすいものです。この連携は、新規ユーザー層へのアプローチとしても魅力的です。

rekordboxユーザーから見た期待

昨晩「rekordbox」のApple Music連携機能を実際に触ってみた結果、既にDJ活動を本格的に行っている人にとっては以下のようなメリットと課題があると感じました。

メリット

• 楽曲購入の必要性が減る可能性
  Apple Musicの楽曲カタログを利用できるため、これまで購入していた楽曲をストリーミングで補える可能性があります。特にコスト削減の観点では非常に魅力的です。

• 出番直前でも楽曲追加が可能
  急遽必要になった楽曲やプレイリストを、ステージ直前に追加できる点は柔軟性が高く、特に突発的なリクエスト対応やイベントで役立ちます。

課題

• リアルタイムでの楽曲検索やプレイリスト構築の難しさ
  DJ中に即座に楽曲を探してプレイするには現状では操作性や検索機能に課題があり、スムーズなパフォーマンスには不向きと感じました。

• 事前準備が重要
  Apple Musicであらかじめプレイリストを作成してからDJプレイに臨む場合は便利ですが、その場で即興的な選曲を行うにはまだ改善の余地があります。

• 音質や使用制限の懸念
  現状、Apple Music連携は「performance mode」でしか利用できないため、機能面で制約があります。また、音質については未検証ですが、大規模なステージでの使用には音源購入が必要になる可能性があります。

STEMS機能は使えない

ドラム、メロディ、ボーカルの音声を分離できる便利なSTEMS機能ですが、Applemusicでは利用できません。
考えられる要因はいくつかありますが、正直これに関しては仕方ない部分が多いかなぁという印象です。
下記にこういう要因があるという参考を挙げておきますので興味がある方はご一読ください。

1. DRM（デジタル著作権管理）の制約

Apple Musicの楽曲はDRM（デジタル著作権管理）によって保護されています。この技術は楽曲の不正コピーや無許可の使用を防ぐために設けられており、これにより楽曲データの分解や加工が制限されます。STEMS機能は楽曲をボーカル、ドラム、インストなどに分解する必要がありますが、DRM保護された楽曲ではこれが技術的に不可能です。

2. 楽曲データへのアクセス制限

STEMS機能を利用するには、楽曲データそのものに直接アクセスし、高度な解析を行う必要があります。しかし、Apple Musicのストリーミング楽曲はローカルに保存されず、rekordboxが必要とする形式での解析ができません。

3. サブスクリプションサービスとの互換性

rekordboxでは、一部のストリーミングサービス（例：TIDAL）でもSTEMS機能が使用できないことが確認されています。これはストリーミングサービス全般で見られる制約であり、Apple Musicも例外ではありません。

4. 音源品質と処理能力

STEMS解析には高品質な音源データと高い処理能力が求められます。ストリーミング楽曲は圧縮された形式で提供される場合が多く、これがSTEMS解析に適さない可能性があります

実際の使用方法（レコボ編）

1,rekordboxのアップデート

applemusicに対応しているのはrekordboxのver. 7.1.0以降です。
旧バージョンの場合はrekordboxをアップデートしてください。

※アップデートが出来ている場合は画像のようにapplemusicの項目が追加されています。
※旧バージョンのitunesが同じアイコンなので少しわかりにくいかも

2,Applemusicアカウントへのサインイン(アカウントがない場合は作成必須）

「今すぐサインイン、または無料体験を始める」をクリックすると下の画像のように
サインインページへ移動します。
手順に沿ってサインインしてください。

3,曲のロード・再生

連携が完了するとrekordbox内でApplemusicの曲を選べるようになります。

好きな曲を検索してロードが可能！

いつもの楽曲インポートと同じ画面が表示されます。
PCスペックや回線速度にもよるかと思われますが
曲のロードは体感３秒ほどで完了します。（BPMの解析などはもう少しかかる）

実際の使用方法（Serato編）

1,Serato DJ Pro のアップデート

applemusicに対応しているのはSerato DJ Pro 3.3.0以降です。
旧バージョンの場合はSerato DJ Proをアップデートしてください。

※アップデートが出来ている場合は画像のようにapplemusicの項目が追加されています。

2,Applemusicアカウントへのサインイン(アカウントがない場合は作成必須）

このようなダイアログが出現するので、「Start Trial or Log in」をクリック

サインインページへ移動します。
手順に沿ってサインインしてください。

サインインが完了すると上記の画面が出るので、「Got it」をクリック

3,曲のロード・再生

即ロード完了し、すぐに楽曲が使用できます

以上の流れで、AppleMusicの曲が好きなだけ使い放題になります！

まとめ

Apple Music対応は、特に初心者やライトユーザーにとっては選曲の手間を大幅に省き、コスト面でも魅力的な機能です。一方で、本格的なDJ活動を行うプロフェッショナルには、リアルタイム性や音質面など課題も残されています。事前準備をしっかり行うことで利便性を最大限活用できる一方、大規模イベントやステップアップを考える場合は従来通り音源購入が必要になる場面もあるかもしれません。

在庫状況等、ご不明な点などお問い合わせは下記よりご連絡ください。

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