☆Roland 電子ドラム V-Drums 選び方ガイド☆
自宅でも気軽にドラムが楽しむことが出来る電子ドラム。
その中でも特に人気のある「Roland V-Drums」
ハイエンドモデルからエントリーモデルまで幅広くラインアップされており、 様々なお客様からご好評頂いております。
しかし、どれを選べばいいか分からない、というお問い合わせも多数頂いております。
そこで、簡単では有りますが選ぶ際のポイントをまとめました。
どうぞ参考にしてみてください。
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▼最新版はこちらから
TD-1K
TD-1KV
気軽に楽しめるドラムとして生まれた、コンパクト・タイプのV-Drums TD-1K/TD-1KV。
V-Drumsシリーズならではのサウンドと演奏性を備えながら、自宅でも安心して演奏していただけるよう低振動・低騒音へのこだわりを追求。
家族みんなで本格的なプレイが楽しめます。
おススメポイント
お手頃価格ですので、ドラムとはどんなものなのかとりあえず触れてみたい。という方におススメ!
又、サイズ調整も簡単なのでお子様から大人までお楽しみ頂けます!
しかしながら、将来的にドラムを続けていくつもりだと物足りなくなる可能性があります。
拡張性も高くなくシンバル1枚のみ増設が可能です。
本格的にドラムをやるなら後述の「TD-11シリーズ」以降がおススメです。
TD-4KP-S
TD-1KPX-S
楽器がはじめてのお客さまにもオススメできるV-Drumsです。
おススメポイント
なんといっても折り畳むことが出来るので、「部屋にドラムを置くスペースが無い!」という方でも必要なときだけ広げて演奏することが出来ます!
別売りの専用キャリングバッグもあるので、持ち運びも簡単です。
シンバルやパッドの拡張は出来ません。
あくまで「コンパクト・ポータブル」がコンセプトのモデルですので本格的なセットなら後述の「TD-11シリーズ」以降がおススメです。
「TD-4KP-S」と「TD-1KPX-S」比べてみました!
TD-11K-S
TD-11KV-S
おススメポイント
アコースティックドラムさながらのセッティングが可能になり、よりリアルな演奏感が得られます。
それでいて設置も省スペースで収まります。
又、各パッドのアップグレード(上位モデルへの入れ替え)が可能なので、長くお使い頂けます。
拡張可能数は1個(クラッシュシンバル)です。
キックペダルを使用するので階下への振動・騒音が発生する可能性があります。
集合住宅等にお住まいの場合、対策が必要となります。
対策には下記の商品が有効です。
ドラムマット
トリガーペダル
防振マット
又、TD-11KV-Sをベースに静粛性に特化したモデルとしてTD-11KQ-PSも発売されました。
TD-11KQ-PS
騒音・振動が心配な方はこちらをご検討ください。
TD-25K-S
TD-25KV-S
おススメポイント
ハイハットスタンドが使用可能に!
TD-11シリーズはハイハットが汎用シンバルパッド「CY-5」とフットコントローラー「FD-8」による操作となっています。
対してTD-25シリーズはハイハットスタンドを使用するVハイハット 「VH-11」を採用しています。
ハイハットスタンドを使用することでどんなメリットがあるのか?
TD-11シリーズの方がコンパクトでいいじゃないか。と思われるかもしれません。
確かにセッティングや手軽さの面ではTD-11シリーズの方が優れています。
しかし、ハイハットはキックペダルと同じくドラム演奏の心臓部と言っても過言ではありません。
繊細なフィーリングやニュアンスを表現するには、自分のプレイスタイルに合った使い慣れたスタンドを使用するのが一番です。
TD-25シリーズで使用しているスタンドをそのままスタジオやライブハウス等で使用出来ますので、「普段から使用している使い慣れたスタンドで演奏出来る。」というのが大きなメリットです。
メッシュヘッドがサイズアップ!
▼TD-11シリーズ:スネアメッシュ部分8インチ
▼TD-25シリーズ:スネアメッシュ部分10インチ
「ヘッドが10インチになりました!」
・・・・大きくなると何がいいの?
インチアップすると何がいいのか。
メッシュヘッドの中心と端ではヘッドのテンションが違います。中心の方が端よりもたわみます。
当然叩いた場所によって、手に返ってくる感触が変わります。 それは生のドラムでも同じです。
スネアを例に挙げて考えて見ます。
スネアは一般的に13″~14”のものが殆どです。
自宅で練習するときは8インチのメッシュヘッド、スタジオやライブは14″のスネアでは感覚にギャップが生まれます。
従ってヘッドが大きいほうが、よりリアルな感覚で練習が出来る為、生のドラムでも違和感を感じることなく演奏が出来ます。
ブラシが使用可能に!
JAZZの演奏などで使用される「ブラシ奏法」が可能になりました。
ブラシが使用できるモデルはTD-25シリーズ、TD-30シリーズ、TD-50シリーズのみです。
※金属製のブラシを使用するとメッシュヘッドに刺さってしまう為、ナイロン製ブラシの使用がおススメです。
拡張数は、TD-25K-Sはシンバル1個、タムorシンバル1個を拡張可能。
TD-25KV-Sはタムorシンバル1個を拡張可能です。
こちらも騒音・振動対策は必要です。
設置にはそれなりのスペース(およそ横幅130cm x 奥行き120cm)が必要です。
TD-50K
TD-50KV
ドラマーが欲しい表現力をさらに極めた、V ドラムのフラッグシップ・モデル。
ドラムならではの表現力や存在感を徹底的に追求したTD-50シリーズ。
表現力を飛躍的に高め、レコーディングやライブで威力を発揮する機能を備えたTD-50 を中心に、スネアとライド・シンバルには、新開発のマルチ・エレメント・センサーを内蔵したデジタル・パッドを採用。
また、バス・ドラムはV キックKD-120BK、KD-140-BCに加え、22インチのアコースティック・バス・ドラムのシェルに取り付けて使用するキック・ドラム・コンバーター KD-A22 のいずれかを、用途やお好みに応じて選択可能。
プロのステージ・ユースにも対応する、V ドラムの最高峰キットです。
おススメポイント
新しいスネア用パッドの「PD-140DS」
PD-140DS

サイズが14インチで、一般的はアコースティック・スネアドラムと同様のサイズ。
よりリアルなフィーリングでの演奏が可能になりました。
ヘッドに手の平を置いてリムショットが出来る!!!!
これはすごいですね~。
今までのモデルでは、ヘッドに触れてしまうとクローズド・リムショットが出来なかったんですね~。
コレを可能にしているのが、新開発の「マルチ・エレメント・センサー」です。
打撃した際の信号を要素別に処理するセンシング・プロセッサーを内蔵した新開発のマルチ・エレメント・センサーにより、打点位置やダイナミクスの検出精度が格段にアップ。
音色変化や連打などの表現の幅がさらに広がりました。打撃した際のさまざまな演奏情報は、独自のチューニングを施した高速デジタル通信技術により音源に伝達されるため、高速レスポンスを実現しています。
さらに、ヘッドの下にはクロス・スティック・センサーを内蔵し、音源側での音色切り替え操作なしで、ヘッドに手を置いた状態でのリム・ショットが可能に。リムにスティックを当てる深さも正確に検知し、ダイレクトにサウンドへと反映します。
そして、もう一点。
新しいライドシンバル用パッド「CY-18DR」
CY-18DR

18インチ・サイズの新しいライド用Vシンバルです。
新開発のマルチ・エレメント・センサー・システムにより、打点位置やダイナミクスの検出精度が飛躍的に向上。
ボウの叩く位置の違いによる音色変化など、広い打面を活かしたより繊細なニュアンスの表現が可能になりました。
手の平を置いてミュートが出来ちゃうんです!!
いや~驚きましたね~・・・。
今まではチョーク(シンバルを掴んでミュート)しか出来なかったんですが、いよいよここまで来たか・・・という感じです。
価格交渉やご相談、承っております。
お気軽にどうぞ!!