【初心者の方へ】ウクレレの選び方♪
目次
ウクレレの選び方♪
ハワイ生まれのウクレレ。
ハワイに移住してきたポルトガル人が作ったのがウクレレのルーツと言われています。
ウクレレは小さくて誰でもはじめやすい楽器です!
様々なコードがありますが、簡単なコードから覚えていけば誰でもすぐに弾けるようになります。
販売価格もリーズナブルなものからありますので、気軽にはじめられるのも魅力のひとつです。
ウクレレに興味を持っている方、これからウクレレをはじめてみようと思っている方が参考にして頂ければと思います。
ウクレレの種類
ウクレレは1種類だけではありません。
形や材質、音程、そして弦の数の違いなどからいくつかの種類に分けられます。
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<ソプラノ>
日本では最もポピュラーなサイズ。手の小さい人や、初心者の方へオススメのサイズです。
ハワイアンミュージックの演奏で多く使われています。
<コンサート>
ソプラノより一回り大きめのサイズです。
ソプラノよりも音に深みが有り、ソプラノでは物足りない!という方や、メロディー演奏するソロウクレレをする方にオススメです。
ネックが長いので手の大きい方などは、コンサートサイズから始めるという方もいます。
<テナー>
コンサートよりさらに一回り大きいサイズです。
本場のハワイではこちらが定番サイズとなっており、多くのプロの演奏者に愛用されています。
ボディが大きいので、音に奥行きが生まれ表現豊かに演奏する事が出来ます。
弦の張りが強いので、ウクレレの2本目をお考えの方にオススメのサイズです。
<バリトン>
ウクレレの中で一番大きいサイズで、音程の低いウクレレです。
なのでチューニングも他のサイズのウクレレよりも低くなります。
ウクレレというよりは、「小さなギター」というような感じです。
主にソプラノ、コンサート、テナーの三種類がウクレレの主流の形となってきます。
サイズによって、音色の違いやメリット・デメリットもあります。
音色
サイズが小さいものは軽めの音が出ますし、逆に大きいものは落ち着いた低い音が出ます。
日本でウクレレ、というとほとんどの方がソプラノサイズを思い浮かべるのではないかと思います。
ですので小さい方がウクレレらしいというか皆さんが想像されているような音が出るのではないでしょうか。
メリット・デメリット
小さいサイズのソプラノはコンパクトなので持ち運びや保管が楽で気軽に扱えます。
その反面、音の鳴りが小さい。手の大きな人にはコードが押さえづらいといった弱点もあります。
一方大きなテナーサイズはプロのウクレレ奏者が多く使用していることもあり人気があるサイズです。
音の鳴りも良く、フレット間が広いためコードも抑えやすいといった特徴があります。
しかし少し重く大きいので場所をとってしまう、弦のテンション(張力)が高いので力の無い人にはコードが抑えづらいといった弱点があります。
個人的にはソプラノとテナーの中間のコンサートが今一番人気があるのではないかなと思います。
ボディ形状
ボディの形状でタイプ分けをすると「スタンダード型」、「パイナップル型」の2種類にほぼ分けられます。
<スタンダード型>
ギターに似ていて特有のくびれラインが特徴です。
締りのある音質で、コード弾きからソロウクレレまで幅広く対応しています。
皆さんが真っ先に想像するウクレレはこの形ではないでしょうか?
<パイナップル型>
名前の通りパイナップルの形に似ているボディラインです。
くびれが無い分ボディが大きくなります。
角の無いふくよかなサウンドがコードストロークを際立たせます。
ボディ形状はお好みでお選びください。
この他にも特殊な形状をしたウクレレも多種多様に存在します。
どれを選ぶかはお客様次第ですが、上でご案内したスタンダード型やパイナップル型の方が最初のウクレレとしては間違いのない形状ではないかと思います。
★ウクレレを探してみる★
ウクレレの価格について
ウクレレをはじめてみようと思っても値段がピンからキリまであります。
ウクレレのクオリティを求めるのであればやはり価格が高いものの方が良いウクレレである可能性が高いです。
安いものの中には作り込みが甘く、チューニングも合わず、弾きづらい場合があります。
弾きづらいウクレレではじめても上達ができなくて挫折してしまう可能性もあります。
ただ、安いウクレレだから粗悪品であると決めつける事ができないのも事実です。
こればかりは個体差などもありますので難しい問題でもあります。
どの価格帯のウクレレを買えばいいのか
下記は新品市場価格を参考にして記載しています。
その為、中古品や販売店ごとの特価品、新品全てにあてはまるものではありません。
あくまで目安として参考にしてください。
【 3,000円以下 】
全体的に作りが甘くチューニングを合わせづらいものが多い。
材質もあまり良くない。おもちゃウクレレなので、ペイントしたりシールを貼って気軽にカスタマイズするのもアリ。
【 5,000円前後~1万円以下 】
作り自体は多少良くなるものの、やはりチューニングが狂いやすいものもある。
チューニングが合わせづらいものもある。
【 1万円~2万円代 】
これくらいになると作りもしっかりしていて、チューニングも合わせやすくなる。
ビギナーはこれくらいの価格帯からはじめる事をおすすめ。
【 3万円~10万円 】
作りや材質も納得できる一本クラス。チューニングもしっかり決まり、音も良い。
完成度が高いので本気でウクレレをプレイするならこのあたりがおすすめのクラス。
このクラスから一生物のウクレレとなります。
【 10万円以上 】
プロ奏者やウクレレマニアが購入するレベル。
高価な材質やヴィンテージウクレレ、珍品などがこの価格帯。
あとはオーダーメイドウクレレもこれくらいの価格帯から。
…と価格帯によるウクレレの違いをざっくりとご紹介させて頂きました。
最初にも書きましたが、安いから粗悪品、高いから良い商品とは一概には言えないのがウクレレです。
パーツごとの特色、ブランドごとの特徴など様々な要因が価格に反映されています。
いかがでしたでしょうか。
これを読んで、皆さんの素敵なウクレレライフがスタートできれば幸いです♪
ご注文お待ちしております♪