皆様ご存知かとは思いますが ターンテーブルは、DJプレイをするには2台必要ですので選択を誤ると 買い替えは、2台ということになり出費が多くなりますのでどんな機材でも慎重さは欠かせませんが、 特にターンテーブル選びは慎重に行いたいところです。
その他、音質など細かい部分
■アーム 各メーカーから様々なターンテーブルがリリースされておりますが、アーム部分も重要な部分となります。
ストレートアームが搭載されているターンテーブルが御座いますが、ストレートアームは針飛びに強くスクラッチを多様するDJには大変心強いです。 しかし、再生面では不利になってしまい レコードの音を充実に再現するのには向いておりません。 お好みの曲が、繊細な音が多い場合はトレース性能に優れたアームの選択が良いと思います。 S字アームは再生面で非常に有利でレコードの音を忠実に再現するのに向いております。 針飛びは、ストレートアームに比べ不利になります。 Numarkのアームが交換できるタイプですと、アームの付け部分は非常にデリケートな部分ですので接触不慮の原因となります。交換の頻度は少なくされた方が良いでしょう。 Stantonはその点を考慮し、コストを掛けてストレートアーム・S字アームの2台をリリースしております。 買い替えなどをご検討のお客様は以上の点を参考にされていただければ幸いです。
現状、一般的にDJプレイで多く使われているのがSHURE M44Gです。 こちらは、カートリッジの感知レバー部分が長くクッションとなり針飛びがし難くなっておりDJの定番となっております。 しかし、感知レバー部分が柔から過ぎちょっとしたアクシデントで針先が曲がったりしてしまいます。 更に、 消耗も激しく交換頻度も高くなります。 とても良いカートリッジではありますが、その他のメーカー・機種も上記のデメリットを解消した良い商品が多数あります。
その次に挙げられるのが、SHURE M44-7、Pickering 150-DJになると思います。 SHURE M44-7はM44Gより、針圧を多く掛けられ安定させる事が可能になります。 スクラッチの方法により、好みは分かれてくると思われます。 Pickering 150-DJは出力電圧が高く、周波数特性が広い為一般的に良い音として定評があります。 SHUREよりは針飛びしますが音質が良く、針先が曲がったりのトラブルが非常に少ない為お勧めです。GM YoshiなどDMCチャンピオンも愛用していたバトルDJにもお勧めです。 その他、STANTON・Ortofonなどが御座います。こちらは、CDプレイヤーがそれ程普及していないころの高級カートリッジメーカーの老舗です。まず音質は最低限確保されており、DJプレイにも考慮されとても使いやすくなっております。 OrtofonではConcordeがとても有名で、スクラッチDJにも、ミックス系DJにも全てに人気のあるカートリッジです。 最近NEWリリースされた、STANTONのカートリッジは、STANTON社が Pickering 社を吸収合併されたことにより、Pickering社の良い部分をリフレクションさせ性能が著しく向上しております。 特に400.V3は、SATNTON・Pickeringの良い部分が合わさり、音質・針飛び性能・耐久性を理想に近く実現し生まれ変わった製品です。